毎日急行物流倉庫新築工事より
皆さんこんにちは。建築部の東江(あがりえ)です。
最近からは少しづつ冷え込んできていてクーラーのいらない季節になってきました。
それに伴いインフルエンザ感染など体調を崩すことも多い季節です。
新型コロナウイルスの感染の予防も忘れずにこまめに手洗い、うがいなども徹底していきましょう。
さて、今回私が投稿する内容は「鉄筋」についてです。
鉄筋には大きく分けて二種類に分類されます。
1つは、【鉄筋コンクリート用丸棒】、もう一つは【鉄筋コンクリート用異形鉄筋】に分類されます。
丸棒というのがこちら
異形鉄筋というのがこちらです。
異形鉄筋になぜこのような凹凸があるのか。
それは鉄筋は主にコンクリートに埋めて補強として使用します。
その際、鉄筋に凹凸をつけることで、コンクリートの付着力が大きくなりコンクリートからの引抜き耐力を増すことができるのです。
鉄筋には、径の呼び名とそれを分類する種類があります。
丸鋼と異形鉄筋どちらにも種類があるのですが今回は異形鉄筋の種類を説明します。
例えば約19㎜の鉄筋の事をⅮ19と呼びます。
このⅮ19は「SD345」の分類に分けられます。
ほかにもSD295やSD390などもあります。
この分類は、降伏点というものに違いがあります。
降伏点とは、これ以上の外力がかかると塑性変形を起こしてしまう数値の事です。
この分類の見分け方は突起の数や片断面の色で判別できます。
突起が一個、片断面が黄色(SD345)、突起が二個、片断面が緑(SD390)、突起が三個、片断面が青(SD490)になります。
現場で勉強になったことを投稿しました。
以上、建築部の東江(あがりえ)でした。