マンションにおいての台風時の漏水、誰の責任?
皆さんこんにちは、営業部の宇江城です。
マンションの修繕や改修工事のご相談をいただく中で、「どこまでが自分でできるのか」というご質問は非常に多くあります。
その判断を誤ると、思わぬトラブルにつながることもあります。
今回は、マンション工事で重要になる「共用部分・専有部分・専用使用部分」の考え方と、
実際に多いトラブル事例として台風時の漏水について、あわせて整理してみます。
・共用部分(建物全体で管理する部分)
・専有部分(各住戸の内部)
・専用使用部分(使うのは個人だが共用に属する部分)
例えば、外壁や屋上、配管などは共用部分、室内の内装や設備は専有部分、バルコニーやサッシは専用使用部分にあたります。
この区分をどう捉えるかで、工事の進め方や責任の考え方が変わってきます。

引用:国土交通省 長期修繕計画作成ガイドライン
実際のご相談で多いのは、「部屋の中だから自由にできると思っていた」、
「バルコニーは自分のものだと思っていた」といったケースです。
ただ、マンションは一つの建物を共有しているため、専有部分であっても周囲への影響を考える必要がありますし、
専用使用部分は見た目と違い制限があることがほとんどです。
実務の中で特に注意が必要だと感じるのは、次のような内容です。
・床材の変更による遮音トラブル
・配管の位置変更による不具合
・サッシやバルコニーの無断改修
どれも「できなくはない」が、「後から問題になる」ケースです。
その中でも、沖縄で特に多いのが台風時の漏水です。
サッシまわりから雨水が吹き込み、室内を通って下の階へ影響してしまう。
こういったケースは、毎年のように相談があります。
このような場面では、原因の前に「どう対応するか」が重要になります。
まずは被害を広げないこと。
応急的に水を止め、管理会社へ連絡する。
そして状況を記録しておく。
シンプルですが、この初動でその後の対応が大きく変わります。
漏水に限らず、マンションのトラブルは「どこに原因があるか」で責任が変わります。
・共用部分 → 管理組合
・専有部分 → 区分所有者
・専用使用部分 → 状況による
さらに、自然災害や施工状況も影響するため、単純に判断できないケースも多くあります。
マンションの工事は、「できるかどうか」だけでなく、どこまでが自分の範囲なのかを整理することが重要です。
少しでも迷う場合は、事前に確認することをおすすめします。

東恩納組では、新築から大規模修繕まで、マンションに関わる様々な工事に携わってきました。
その経験をもとに、状況に応じた現実的なご提案を行っています。
小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。













































