やえせAG新築工事より – 株式会社東恩納組

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2018年9月21日営業

やえせAG新築工事より

皆さんこんにちは、建築部 東江です。

9月も終わりに近づいていますが、気温が30度を超える日もあります。油断して熱中症にならないように気を付けましょう。

それでは、私が配属されている浦添市大平の(仮)やえせAssenbleGarden新築工事から、この写真をご覧ください。

トイレの壁にタイルを張りつけた画像です。

使用したタイルの種類は↓

トイレの床に使用するタイルは↓

タイルは材質や用途、成形方法、焼成方法、釉薬(うわぐすり)の有無などで分類されています。

その中から今日は、素地(きじ)による分類を紹介します。

1.【磁器質】
素地が緻密で硬く、吸水性が低い(吸水率1%以下)。たたくと澄んだ音がします。
主に外装や水廻りの壁・床、モザイクタイルなどに用いられます。

2.【せっ器質】
素地は硬く、吸水性は中程度(吸水率5%以下)。
建物の外部壁に多用されるタイル。

3.【陶器質】
素地は多孔質で吸水性が高い(吸水率22%以下)。たたくと濁った音がします。
硬さや強さは磁器質タイルに比べ小さく、主に内装に用いられる。

4.【その他】これらの分類以外に、セラミックで出来たセラミックタイルや土器質に近いテラコッタタイルなどがあります。

タイルの素材の品質を示す分類として,
うわぐすりの有無による種類:「施ゆうタイル」「無ゆうタイル」
成形方法による種類:「押出し成形(A)」「プレス成型(B)」
吸水率による種類:「Ⅰ類(3%以下)」「Ⅱ類(10%以下)」「Ⅲ類(50%以下)」

タイルの品質の中で最も重要なのが,「吸水率による区分」です。
「Ⅰ類(3%以下)」「Ⅱ類(10%以下)」「Ⅲ類(50%以下)」としていますが,古い言い方の「磁器質」「陶器質」にあてはめると,

Ⅰ類(3%以下)とは, 「磁器質タイル」
Ⅱ類(10%以下)とは,「せっき質タイル」
Ⅲ類(50%以下)とは,「陶器質タイル」  にほぼ該当するようです。

タイルの素地の記載があるのは、吸水性の高いタイルは凍害などに弱く、タイルの中の水分が凍結してタイルが破損する、といった事があるからだそうです。

次回もタイルの情報をお届けしたいと思います。

以上 建築部 東江でした。

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