タイルカーペットについて – 株式会社東恩納組

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2018年8月15日営業

タイルカーペットについて

こんにちは!建築部の安里です。

今回は、タイルカーペットについて投稿したいと思います。

タイルカーペットとは、40㎝から50㎝角程度のタイル状のカーペットのことで、床の仕上げ材に使われます。これらを何枚も並べて貼っていくことで部屋全体をカバーしていきます。

タイルカーペットが持っている特徴としては、以下のようなものがあります。

・デザインが非常に豊富で選択肢が多い

・やわらかい素材なので歩いた際の音などが響きにくい

・規格サイズが決まっていて運搬がしやすい

・床に敷き詰めていくだけなので施工が簡単

・カッターがあれば簡単にカットでき、好きなサイズに加工することができる

・汚れてしまっても洗ったり、その部分だけを貼り換えることができる

特徴を見ると、とても使い勝手のいい床仕上げ材だと思います。

私の配属されている現場、町田機工那覇営業所新築工事のE棟では、現在内部は仕上げに入っています。その中で床仕上げにタイルカーペットが使われているので、施工方法を紹介したいと思います。

まずはじめに、タイルカーペットを貼る場所の清掃をします。今回はコンクリートの上に貼っていくので、表面を平滑にするためケレン棒などを使い削ります。

全面をケレン掛けをして、清掃した後に下の専用の接着剤を塗布していきます。

専用の接着剤を塗布したら、後はもうタイルカーペットを貼るだけで完了です。

タイルカーペットには貼り方もあって、下の写真のように「市松貼り」と「流し貼り」の2種類があります。

流し貼りは、そのまま同一方向に貼っていきます。

市松貼りは、隣り合うカーペットの方向を別々にして貼っていきます。市松貼りの市松とは、市松模様から由来しています。市松模様とは、格子模様の一種で、色の違う正方形か長方形を互い違いに並べた模様のことです。市松模様には縁起が込められていて、上下左右どこまでも繋がっていることから子孫繁栄などの意味が込められています。

最近では、東京オリンピックのロゴマークに使用され、注目されましたね。

E棟では、市松貼りとなっているため下のように見えます。すべて同じタイルカーペットなのですが、それぞれの向きを変えるだけで見え方が変わってとても綺麗に見えます。

今回はここまでにしたいと思います。

以上、入社2年目、安里からでした。

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