同仁病院増築工事より
皆さんこんにちは、建築部 東江です。
梅雨が明けた後に、今度は台風がやってきました。台風後には夏本番を迎えることになります。暑い夏を乗り切るために、張り切って今日を過ごしましょう。
さて、現在配属されている現場ですが、「磁気探査」の手続きを行っています。
磁気探査を行う理由、もちろんご存じだともいます。
そうです。
戦争があったからです。
沖縄戦で県内に撃ち込まれた弾薬は20万トンと言われています。
新聞やニュース、道路沿いの告知看板、自衛隊の不発弾処理の車が、サイレンを鳴らし走っていく様子が珍しいことではありません。
どこにでも不発弾があるといっても過言ではありません。
過去に、子どもが投げて遊んでいた物体が、不発弾だった。そんな衝撃的なニュースもありました
小学校のグラウンドから不発弾が見つかったこともあります。
危険な不発弾を理解するために、画像を見てみましょう。
画像のような形ではなくても、土が付いて腐食し、不発弾には見えないだけかもしれません。得体のしれないものには、触れないようにしましょう。
沖縄県内ではいまだ2012トンの不発弾が埋没していると推定され、年に平均約30トンを処理し全てを処理するには、さらに70年を必要と言われています。
これまでに全国で陸上自衛隊が処理した不発弾のうち、41・5%が沖縄県内で見つかっているそうです。
爆発事故が起きないよう、早急にすべての不発弾が処理されることを願います。
以上 建築部 東江でした。