安全保護具 – 株式会社東恩納組

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2018年5月23日営業

安全保護具

皆さんこんにちは。建築部の宮城です。

暑い日が続いていますが、体調管理はしっかりできていますか?

熱中症になりやすい季節ですので十分気を付けましょう。

話は変わりますが、最近、仕事帰りに車を走らせていると、半袖半ズボンにサンダルで、ヘルメットも着用していない人が興味本位なのか、他社の建築現場の中に入っていくのを目にしました。

とても危険な行為ですよね。

そこで今日は、建築現場に入るために必ず着用しなければいけない基本的な保護具を紹介したいと思います。

まず、保護帽(安全ヘルメット)。

人間の頭は、1mの高さからでも墜落したり転倒したりすると、頭がい骨の骨折や脳への重大な影響をひき起こす可能性があります。

保護帽は働く皆さんが、仕事中に思わぬ事故に会った時に、大切な頭部を守るための保護具です。

まず、飛来・落下物による危険や、墜落・転倒時に頭部を守ります。

頭部を突起物や鋭角な箇所に強打した際や、機械などに挟まれた場合にも役に立ちます。

また、電気作業等で頭部の感電を防ぐ絶縁用保護具としての役割もあります。

労働安全衛生法では、危険な作業場所で作業する場合は規格に基づいた保護具を着用しなければならないと書かれています。

労働安全衛生規則には保護帽を着用しなければならない具体的な作業が規定されていますが、それ以外でも頭部に危険が及ぶような作業を行う場合には、保護帽を着用しなければいけません。

次に、安全帯。

安全帯というのは、ベルト(帯)と命綱(ロープ)を組み合わせた個人用保護用具で、高所で作業をする人の転落や墜落を阻止する役割を担っています。

高所でも地上でも安全帯を付けて作業するのですが、安全帯着用だけで、使用まではしない作業員が多いのも事実です。

意味を認識せずに作業していると、適切な安全帯の着用がおろそかになり、墜落、転落事故を起こす可能性もあります。

安全帯にも種類が様々あり、現在ではハーネス型が多用化されています。

次に、安全靴。

安全靴とは、重量物の落下や転倒のリスクが高い仕事場において、足元を守るために作られた靴です。

安全靴は、靴のつま先部分に、合成樹脂や鉄などでできたプレートが入っていたり、水や油などで足裏が滑って転倒しないよう発泡ポリウレタンやゴムなどによって加工が施されていたりするなど、職場のリスクを回避できるような仕様になっています。

通常の靴だと、足に重機の重さが直接かかってしまうため、足先が潰れてしまったり、骨折してしまったりする危険が高いです。

しかし、安全靴を履くことによって、つま先のプレートが足の骨を保護してくれます。

建築現場では死亡事故が年々増えています。

保護具をきちんと着装することで、災害、事故を未然に防ぐ事につながると思います。

誰でも分かるようなことをブログに書きましたが、現場で安全第一を守るには、基本的な事からだと感じます。

自分も今一度、保護具の着用仕方を見直して、協力業者に指導、教育していきたいと思います。

以上宮城でした。

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