花城クリニック(ねたて内科クリニック)現場より 最終報告 – 株式会社東恩納組

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2018年5月22日営業

花城クリニック(ねたて内科クリニック)現場より 最終報告

ブログをご覧の皆さん、お久しぶりです。建築部 上地 透です。

私達の担当します”(仮称)花城クリニック現場”の方ですが、6月1日(金)に無事に開院することになります。工事としての全日程を消化することとなりました。工事関係者にはこの場をおかりしまして、あらためてお礼申し上げます。ちなみに工事期間中”(仮称)花城クリニックが正式名称”ねたて内科クリニック”となってますので、重ねてご報告しておきます。

さて、話は変わりますが、前々回の私のブログにて”台風のメカニズム”に関する内容をお伝えいたしましたが、今回はこの続報としまして、”台風時の対策”を中心に続編としてお届けしていきます。では、本題に入る前に前回の復習をします。

●台風とは熱帯の海上で発生する低気圧を”熱帯低気圧”と呼び、その後最大風速が17m/s以上に発達すると台風と呼ぶ。

●台風の一生は、大別すると発生期、発達期、最盛期、衰弱期の4段階に分けられ、日本に接近する台風はほとんどが最盛期と衰弱期のものです。

●台風の規模は大きさと強さで表現します。

※風速15m/s以上の風の場合は強風域、風速25m/s以上の場合は暴風域と区分。

●台風の経路は発生月により進路に相違が有り、春先には低緯度で発生し、西に進んでフィリピン方面に向かいますが、夏になると発生する緯度が高くなりる。

以上が、前々回に勉強した内容でしたが、今回は実際の台風に対する対策点を確認していきます。

【建築現場の台風対策】

●足場のチェック→①壁つなぎが所定の間隔で設置されてか ②足場建地が壁つなぎに固定されているか ③養生シートは普段は外部への資材の飛散防止材ですが、シートが強風を受け足場に強い荷重がかかり足場の倒壊の原因になる為、絞る又は仮に外す等の対策が必要です。なお、シートの対策は高所作業を伴いますので、強風の中での対策は転落災害につながり危険なので、台風の早い段階で判断し対策をとると良いでしょう。④その他、足場床上に飛散しそうな物が有れば、回収するか、足場内で建て枠に結束固定する。

写真:壁つなぎのチェック

写真:養生シートのチェック

●仮囲いのチェック→①仮囲いを支えている控えを手でゆすってみて、弱い箇所は控えを増やすなどの補強を行う。②緊結部のクランプやパネルフックのつけ忘れが無いか確認しもれが有れば設置する。沖縄地方に襲来する台風は威力が強い為、パネルは仮に取り外して置くとなお安心である。③ゲートは普段は侵入防止に取り付ける物であるが、台風等の緊急時には収納して堅固に縛る。

イラスト:仮囲い組立て基本図

写真:ゲートのチェック

●その他現場内外の飛散物チェック→①安全旗、社旗は一旦外しておく。②現場内外に設置してある表示、看板類も必要に応じて一旦外しておく。③産業廃棄物用コンテナは中身が飛散しないよう、ネット等で覆いをする。

イラスト:絵でみる台風対策の要所

今回も若干長くなり申し訳ありません・・・今回は台風対策の要点について勉強してきましたが、参考になりましたでしょうか?今回はこの辺で失礼するとして、尚、花城クリニック工事の完了に伴いまして、花城クリニック現場からの私のブログ報告は今回で最後となります。次回からは、”丸山物流うるま市倉庫現場”からの報告が中心になると思います。

By 花城クリニック現場 建築部 上地でした。

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