新中部協同病院新築工事現場よりⅣ – 株式会社東恩納組

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2018年7月31日営業

新中部協同病院新築工事現場よりⅣ

皆さんこんにちは、建築部の仲里です。

連日猛暑日が続いています。炎天下の下で作業されている皆さん適切な水分・塩分の補給、適度な休憩をとりながら熱中症予防につとめてください。

現場の状況写真です。

北東面耐圧盤コンクリ-ト打設状況

北西面基礎床掘り状況

今回は、高強度せん断補強筋について説明します。

柱に配筋する帯筋や、梁に配筋するあばら筋をせん断補強筋といいます。せん断補強筋は、部材のせん断耐力を高める鉄筋です。

しかし、高層マンションや大規模な建物になると、柱に作用する力が大きくなり、一般的なせん断補強筋ではせん断を満足できなくなります。そのため、高強度せん断補強筋を用いるのです。

高強度せん断補強筋は、一般のせん断補強筋よりも遥かに強度が高いことが特徴です。

普通のせん断補強筋の降伏強度が295N/mm2に対して、高強度せん断補強筋は785N/mm2という強度です。3倍近い強度のため、せん断耐力の向上が期待できます。

一般的な鉄筋径はD10、D13、D16と表示しますが高強度せん断補強筋の表示は拓南製鐵製は、T10、T13、T16と表示します、径種はこの3種類になります。形状はフック付き、溶接閉鎖型のどちらかになります。

以上 仲里でした。

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