石膏ボードについて – 株式会社東恩納組

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2018年7月19日営業

石膏ボードについて

こんにちは!建築部の安里です。

7月に入ってから、とても暑い日が続いてますね。水分や塩分をとり、熱中症にならないように気を付けて過ごしましょう。

さて、現在私が配属されている町田機工那覇営業所新築工事のE棟は、内装工事に入っています。そこで、今回は石膏ボードについて書きたいと思います。

石膏ボードとは、焼き石膏に鋸屑(のこぎりくず)やパーライトなどの軽量材を約10パーセント混入し、両面に厚紙を張って板にしたものです。防火性、遮音性、施工性などに優れ、安価であるため、壁・天井下地材などに広く使用されています。ボードには厚みがあり、厚さ12.5㎜は不燃材、9.5㎜は準不燃材として認定されいています。

写真左が12.5㎜(不燃材)で右が9.5㎜(準不燃材)となっています。

防火材料には不燃材、準不燃材、難燃材の3ランクがあります。通常の火災による火熱が加えられた際に、不燃材は加熱後20分は燃焼しないことが必要で、準不燃材は10分、難燃材は5分といった感じで政令で定められています。

下の写真のように国土交通大臣認定防火材料のマークが入っていて、JIS規格の認定を受けた製品を使います。

石膏ボードを張るために、主にRC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造では軽量鉄骨下地組をするのですが、これは次の機会にお話ししたいと思います。

軽量鉄骨下地に石膏ボードをビスで止めるのですが、ビスのピッチは下の写真のように公共建築工事標準仕様書という本によって定められています。

 

 

 

 

 

このように、建築はたくさんの決まり事があるので、細かいところまでしっかり確認して法律に沿った正しく、心地よく、美しい建築物を建てれるように日々勉強して頑張っていきたいと思います。

以上、建築部の安里からでした。

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