電子納品とは?
こんにちは!建築部積算課の新城です。
今僕が配属されている座間味村現場では電子納品で提出することが決まっています。そこで電子納品について勉強してきましたので少しご紹介したいと思います。
まず電子納品とは、工事完了後に提出する書類を電子(データ)に変換し提出することをいいます。
2001年ごろから始まり、当時は3億円以上の工事に関して対象という規定があったのですが、2004年から現在までは金額に関わらず全ての工事が対象になっています。あくまでも対象というだけで、仕様書や実際に発注者から指示がない場合はやりません。なので、今でも書類で提出する場合もあります。
なぜ電子納品をするのか、それは以下のメリットがあるからです。
・CDにまとめて入れるので省スペース
・印刷、整理、等の作成時間の短縮
・印刷代等のコスト削減
等
紙が無くなることで作業に余裕が出てきます。
次に提出する内容ですが、県の建設技術センターのホームページに事前協議チェックシートというのがあります。それを使い発注者と協議して提出する内容を決めていくので、発注者によって内容が多少変わりますが、主に提出する内容としては、施工計画書、契約書、完成図、材料確認願い、等があり、発注者からの要望によっては紙で出す場合もあります。
ちなみに現在の建築業では写真の項目は外されており、写真も発注者と協議して必要であれば提出するという形になっています。
最後に、電子納品は従来の紙で作成するよりも便利です。しかし機械の故障や記録媒体の損傷等で簡単に無くなってしまいます。バックアップをとる、2人以上で共有する等の対策をおこない気を付けるように心がけましょう。
以上、建築部 積算課 新城でした!